糖尿病ありの心筋梗塞の死亡率は10年余りの間に低下した

Diabetes Mellitus and Trends in Hospital Survival After Myocardial Infarction, 1994 to 2006
Data From the National Registry of Myocardial Infarction
M. Odette Gore,CIRCOUTCOMES.112.965491 Published online before print November 6, 2012,
doi: 10.1161/​CIRCOUTCOMES.112.965491
1994年から2006年に登録された170万件の心筋梗塞を調査。このうち糖尿病のある患者は50万人(29%)。1994年には糖尿病患者の院内死亡率は15.6%に対し糖尿病なしでは11.5%だった。この差は2006年には8%耐6.8%と詰まってきたが。糖尿病があることにより1994年には1.24倍死亡率が高かったが2006年には1.08倍となりかろうじて有意差がないレベルまで来た。もっとも改善が見られたのは糖尿病のある女性で、1994年の17.9%から2006年の8.4%に低下した。