原発ゼロの結果

原発ゼロで困るのがプルトニウムの行方だ。もはや燃料として使う予定がない有毒鉱物をなぜ大量に備蓄しているのかという国際社会の眼に有効な説明を返す必要がある。「なんとなく持っておけばあとでいることもあるかなーなんてね。」というわけにはいかない。もんじゅまでやめてしまうとやばいものを無駄にため込んであるだけの不気味な国になってしまう。仮想敵国に向かって「うちにはプルトニウムがたっぷりあるしロケットの技術もあるからねー」というのが脅しに使えると期待するのかもしれないが。まじにプルトニウムを燃やして燃料にしてしまえる新型炉でも研究してほしいよ。もう高速増殖炉は無理としてもね。