ギャンブル

aggren0xさんのブログから

最後に、僕は当地でも幸いな事に業績を得るに至った。だけどこれはたまたまなのです。これを是非強調したい。

元記事ブクマにも書きましたが、バイオ研究は水物で、結局のところ宝くじです。数学や理論物理とは大きく違うと思う。工学、計算機科学とも違うのでは(詳しく知りませんが)。どんなに優秀でも業績がでないなんてことはままある。優秀じゃない人が大変な業績をあげることもある。自分は優秀であるから、かならず自分は有名になる、偉くなる、なんていうのはバイオ研究においては蓋然性の低い目標だと思います。だからバイオ研究者は、そうはならなかったときにどう振る舞うかを考えながら生きるべきだ。こういう低俗な格差に弱い人(もしくはガラスのようなプライドを持つ人)で、バイオ研究者になって海外留学したいというなら、MD PhDを進める次第。あと医学部でて研究者になるにしても、研修してから。とりあえずプライド的に潰れることはないです。

強力な、高邁な理想を持つ人には関係のない話です。

自分の子供が生命科学研究をしたいと言ったなら・・・止めるだろうなあ。システムズバイオロジーとかああいう方面なら許すかなあ。

MDPhDというのは医師の資格をとっておけ、ということ