安全機能

Yahooニュースから これはすごいよ。単純だがなんで今までなかったのかな?

卓上型の理由は操作がしやすいことが大きい。しかし、実はこのリモコンには温度センサーも搭載されており、使う人のすぐそばの温度を感知する点に大きな特徴がある

 通常、エアコンには本体に温度センサーがあり、この温度をもとに設定温度になるように調整をしている。そのため、重い冷気が部屋の低い位置にたまってしまい、冷房時にベッドや布団などの寝ている場所が冷え過ぎてしまうことがあるのが欠点だった。そこでリモコンを枕元などに置いて人の近くの温度を感知することで、人の周りが冷え過ぎるのを防ぐことができるというわけだ。

 冷房時にはできるだけ温度を下げずに除湿し、風を当てないことで「体を直接冷やさずに体感温度を心地よく下げる」ことに配慮した「からだにやさしい自動運転」を採用。冷房だけでなく、暖房時に使う人の周りの温度が快適になるまでしっかりと暖めるなど「体感温度」に即した冷暖房を行うのだ。

最も特筆すべきは「命を守る」機能

 ここまではリモコンを中心に高齢者に配慮した機能を見て来たが、実はラクエアで最も特筆すべきなのは「高温パトロールモード」だ。

 エアコンが室温と湿度の上昇を検知して温度33度以上、および暑さ指数(WBGT値)が28を超えたときには「高温」と判断し、自動で冷房運転を行ったり音声で知らせたりするのがその機能。WBGT値とは熱中症の危険指数を表すもので、単に高温時だけでなく室温が低くても湿度が高いときは数値が高くなる。28以上は熱中症の危険段階で「厳重警戒」「危険」ゾーンを示す。

 高齢者は年をとるにつれて暑さを認識しづらくなったり、「もったいない」という節電意識からエアコンの利用を我慢しがちだったりするという。そこで、「本当にエアコンが必要なときに、我慢をせずにエアコンを使ってもらいたい」と開発された機能なのだ。

どうせなら原子炉もいよいよダメになったら「私自ら廃炉します」とかいう機能がついていてくれると人間のためらいを排除できるのにね。