太陽活動

BSの太陽特集によると黒点の増える周期は通常11年だが17世紀から18世紀の初頭にかけて70年間黒点が非常に少なくなる時期があった。この間は光の放射はせいぜい1-1.5%しか変わらないが、太陽の磁気活動が低下する。太陽系を覆う磁気バリアがなくなるので宇宙線の大気圏への侵入が増える。この結果大気中に雲の核となる粒子が多数発生し、雨を降らせるような大型の雲の粒子が減り、雨にならない雲が増える。結果として雲の反射により寒冷化する。京都の古寺に残る古文書で桜の開花時期を調査すると17世紀から18世紀初頭にかけて開花が遅くなる時期が認められた。黒点が認められなくなる時期の前には黒点の周期が13年と長くなる時期が認められる。実は最近の黒点のピークは2011年と予想されていたが遅れていて2012から2013年かと予想されている。これからすると今後太陽活動の低下により地球が寒冷化する可能性がある。
まあ原発はしばらく足踏みしそうだから二酸化炭素の削減が進まず温暖化とバランスしてくれてちょうどいいかもしれないが。