射法八節

弓を射る時に、足踏み、胴づくり、弓構え、がまず基本になる(そのあとうち起こし、引き分け、会、離れ、残心と続く)。足踏みは立ち位置を決め、胴づくりは足の位置に対して腰がゆがんでいないかチェックする。弓構えの時には肩が腰に対してゆがんでいないか。何か意見を言うときもこれが基本で、自分では不偏不党のことを言っているつもりでも足踏みがゆがんでいると的に当たらない。自分の姿勢がゆがんでいないか常にチェックする心構えが必要なのだ。これが弓道が精神修養になる理由のひとつなのだろう。橋下知事の顔を見ているとこの人の足踏みはどうなんだろう?と思ってしまう。中庸を得た意見にはえてして面白みがない。常に面白みを追及しているマスコミとしては重要なネタだろうとは思う。