ネオ格差社会

戦前の社会システムは根強く日本人の中に生きていて基本的に官僚主導の計画社会だった。それがうまく回らなくなってきたのが1974年ごろで、以後30年以上にわたって次の軸が見つからないでいる、というような話。30年後からみた「あのころ」の総括は「日本的システム」を懐かしむだけではだめだ、ということを改めて確認するためのもの。