やる気のない生徒とどうやって付き合っていくか?

「やる気のない生徒の面倒をみるほど無駄なことはないな。」
「そんなこと言って自分は昔そんなにやる気のある生徒だったの?」
「試験は通ってきたよ。」
「でもさ、先生の側からみると『こいつはほんとはもっとできるはずなのに』って思っていたかもよ?」
「そうだなー本人も気づいていないような才能を発掘するのが教師の醍醐味だとすると意外性のない素材だったかもね。」
「ある意味世界観を変えるような出会いっていうのはそうそうないよね。メンターというか人生の師にはなかなか出合いにくいよ。」
「反面教師はいるけどね。」
「そんなこといってると自分がその『反面教師』の見本になっちゃうよ。」
「まあとりあえず餌を仕掛けて食いついてくるやつを待つとしよう。」