建前と本当のこと

「国の防衛を考える枢要の位置にいる誰かはいざというときにすぐに核兵器をつくれるようにP★を貯蔵しておきたいのである。『兵器にするわけでもないのに何でそんな大量のP★がいるんだ?』と突っ込まれないために核燃料サイクルを完成した原子力の平和利用を推し進める必要がある。力と力の激突するアナーキーな国際社会で何としてでも生き延びるためにエネルギーと潜在的な武力は必須だ、と考えるひとたちはあらゆる犠牲を払ってそれを確保しようとする。その過程で経済的に利益を得るひともいるだろうが、トータルでみた経済的利益だけでは合理性が成立しないとしたら他の理由を考えるのが適当だろう。」