文系の人

文系の人は文書の上にあることがすべてと思っていないかな。現実をある局面から切り取った断面をさらに抽象化したものが文章である。その文章の上の整合性をとるだけでも大変なのは事実だが、現実と紙の上のインクのしみの間にある境界面に意識がおよんでいるだろうか?数学でいう線形変換などおよびもつかないほど複雑な変換が行われていないかな?それが恐ろしくなると文章の上の完璧さに救いを求めたくなる。官僚主義の起源はこんなところかな。