osteoproegerin predicts mortality in diabetics

osteoprotegerin(OPG)は骨に関連するタンパク質で血管平滑筋によって造られる。糖尿病患者のOPGと死亡率を検討した。283名の糖尿病患者(172名が男性、平均53.9±8.8歳)を中央値で16.8年追跡調査した。193名が死亡した。観察開始時のOPGレベルはすべての理由による死亡と関係した。OPGが高い方が死亡率が高く、血圧、血清脂質、尿中アルブミン排泄量などを補正した値で1.81倍だった。心不全を示すBNPの値とは独立であった。心血管疾患で死亡したものは103名でOPGが高い群の心血管疾患死亡率は1.86倍、OPGが中程度の群では3.51倍だったが、他の因子で補正すると有意でなくなった。
Reinhard H., Lajer M et al. Osteoprotegerin and mortality in type 2 diabetic patients. Diabetes Care 2010; 33:2561-2566