ウメノキゴケ

ウメノキゴケはその名のように梅ノ木によくついている地衣類である。地衣類は岩ばかりの荒れた土地にも生えることができる。シナイ半島をさまよったユダヤの民が食べたマナというのが地衣類の一種ではないかという説がある。地衣類はほかの植物の生えない環境には強いが大気汚染には弱い。だから街路樹に大きな地衣類のついている町は空気がきれいそうだなという感じがする。この間富士吉田にいったら、陸上競技場のドウダンツツジの細い枝にまでウメノキゴケの一種がついていてびっくりした。さすが富士のふもとは違うよ。