へうげもの

自らが殺害した主君、織田信長の遺志をつぐため何が何でも朝鮮の領有を譲れない秀吉と、老いの迫る秀吉の次ぎを狙って胎動する諸大名、これを抑えようとする石田三成。その傍ら趣味の世界で名を残そうと資金集めのビジネスに勤しむ織部。ドロドロした戦国末期の人間模様を描きながらも笑いのにじむ織部の生き方に共感を覚える人は多いだろう。しかし細川家の文書によると実在の織部さんはけっこう勇猛な武人でもあったらしい。(コミックの巻末より)

へうげもの(11) (モーニング KC)

へうげもの(11) (モーニング KC)