なんとなく食べる

Am J Clin Ntr2010; 91: 1342-1347
popkin BM and Duffey KJ Does hunger and satiety drive eating anuymore? Increasing eating occasions and decreasing time between eating occaasions in the United States
米国で1977-78、1994-98および2003-06の食事の機会(EO)とそれぞれの機会に食べるサイズ(カロリー)を子供(2-18歳)27404名と成人(19歳以上)36846名で調査した。過去30年の間にEOは子供、成人ともに増えた。間食を含めた食事回数は77-78年では子供で3-5.5回成人で2.5-5.5回だったが2003-06年には子供で3.5-7回成人で3.5-7回に増えた。食事と食事の間隔は子供で3時間、成人で3.5時間で30年間に1時間短くなった。間食の内容は子供ではカロリーのある液体のみの増加が目立った。間食と食事をあわせたカロリーは子供で1830kcalから2020kcalに増加、成人で1765kcalから2164kcalに増加、そのうち飲み物によるカロリーは子供で392から425kcalへ、成人で290から422kcalへ増加した。
この調査の目的は「人は腹が減るから食べているのではなくて、気晴らしに、あるいはなんとなく食べているのじゃないのか?」という疑問で答えはどうもyesらしい。