孤独は病か?

一家を破滅させる「孤独病」

一家を破滅させる「孤独病」

裏付けになるデータとか一切書かれていないのに妙に気になってしまう描写。字も大きく内容の重複も多いので密度の低い本だが、こういう人っているよねっていう感覚が定義づけされる前の「疾患」の姿にリアリティーを与える。ただの思い込みであったらいいのだが。対策が伝統的な価値観の再確認だけみたいなのがちょっと残念。