日米同盟がお得

日米同盟のリアリズム (文春新書)

日米同盟のリアリズム (文春新書)

旭日旗で右翼の本と思ってしまうかもしれないが現在の日米同盟が国益に合うのだと淡々と説明する本。米国のいいなりも嫌なところがあるが、さりとて中国の属国やロシアの属国はもっとごめんこうむるというところ。もし米国と同盟しないと仮想敵国になってしまう(なんといっても米国と空母でやりあったことがある唯一の国だし、プルトニウムもたくさん貯蔵しているので)。敵視されないためには同盟としてやっていくしかないのだが、そのために血の犠牲を払えといわれるといやだというのが本音か。