無罪

罪刑法定主義の原則のもと、法に規定されていないが一般人の倫理観から見て「罪」とされる行為に対してどのような対応が取れるかが検討されている。例えば製薬企業から奨学寄附金として236億円もの金が医学界に流れ込んでいるとしたら、これが公正な医療をゆがめていないか、COIの開示のみで対応できるか微妙である。そこでネット上で法と公正の神に聴いてみようという「テミス知恵袋」が開設されることになった。すべての声を無条件で載せてしまうと2チャンと同様になってしまうため匿名の12名の審判が投稿を査読して行き過ぎた意見は伏せてまとめをつくっていくという仕掛けである。この議論の中から、現行法の盲点を埋める新たな立法の基礎を固めようという試みでもある。(嘘です)