イタコ

「お仕事はなんですか?」
「イタコをしています。」
「あの霊を呼び寄せるっていうやつですか?」
「そうです。」
「需要はあるんですか?」
「そうですねえ、うちでは未来の霊の交霊もやってますので、その点ほかにない特徴があるかなと。」
「一種の未来予知ができちゃうじゃないですか?」
「そうなんですけど、いつもうまく乗ってくれるわけじゃないんですよ。」
「最近の例では?」
「ト〇ンプ大統領の霊にアクセスしました。」
「まだ生きてるじゃないですか。」
「だから未来の霊なんですよ。」
「国境の壁はできたんですか?」
「うーん、やっぱやらない方がよかったかなっておっしゃってましたww」