2016-06-13 冷たい フィクション 「今日僕のごはんないの?」 「先日おなかすかないので要らないとおっしゃいませんでしたか?」 「あの時はそうだったけど、ふつうは腹が減るよ。」 「それでしたらデフォルトを”朝食要”に設定しておきます。」 「どうでもいいけど、その突き放したようなしゃべり方やめてくれる?」 「これは出荷時のデフォルト設定ですので、もっとフレンドリーな対応が良ければ設定画面で”バディー対応”をオンにしてください。」 「わかったよ。ぽちっとな。」 「ほら、できたよ。あったかいうちに早く食べな。」