戦争がなくならない理由の概論

世界から戦争がなくならない本当の理由

世界から戦争がなくならない本当の理由

過去の戦争の振り返りから次の戦争の種がまかれる。第二次大戦でドイツとの死闘で2700万人の戦死者をだしたソ連は二度と侵略されないため衛星国を作ろうとする。唯一いうことを聞かないアフガニスタンを親ソ政権に入れ替えようとした工作の失敗からアフガン戦争が起こる。日本は戦争の総括を自分自身で行っていないがために先の戦争を大東亜戦争と呼ぶのか太平洋戦争と呼ぶのかすら決まっていない。岸元首相は日米安保条約が片務的で米軍には日本を防衛する義務がなかったのを総務的な条約に改めた。これ自体は日本の国益に合致していたが強引な国会運営が国民の反発をよび退陣に追い込まれた。沖縄の嘉手納基地と普天間基地をいっしょにするのは空軍の嘉手納と海兵隊普天間ではうまくいくはずがないという内内の理由もあるかもしれない。中国のミサイル攻撃が進化すると沖縄一か所に基地が集積しているのは危険かもしれないが、米軍がグアムに引っ込んでしまうと中国の恫喝に日本単独では不安とする意思があるのかもしれない。
韓国は棚ぼた式に独立を手に入れ独立戦争を経験していないがゆえに政権の正統性を主張するために反日をやめられない。中国共産党はまともに日本軍と戦っておらず抗日戦の勝利はおもに米軍のおかげだが選挙で認められたものではない一党独裁なのでやはり敵国としての日本がないと国民に正統性を主張できない。など、2時間余りで読める。