「どう？腹いっぱいになった？ところで君たちどこから来たの？」
「え？うーんと、まあこの近くだよ。」
「ふーん。いくら夏休みだからってあんまり遅くまでふらふらしてちゃだめだよ。」
「うん、ありがと。これ食べたら行くね。」
「ちょっと待ったー。この間の事件があってからね、未成年者と関わったら確実に警察か、親に連絡しないとこっちが危ないんだ。君たちと一緒のところがどこで防犯カメラに映ってるかわかんないからね。親御さんの電話番号は？」
「言えない。」
「じゃあ警察に連絡するよ。」
「なんでそんなことすんの！ほっといてよ！」
「こら、待てー！」
