同時代の二人の仏教

経典の学問は抜群にできても仏教界のおごりになじめない最澄は山籠もりで仏典の研究に没頭しようとする。一方7歳年下の真魚(のちの空海)は山中で瞑想にふける最澄の姿に感銘を受けながらも別の道を歩み始める