介護に直面するとき

親を、どうする? (コンペイトウ書房)

親の介護が視野に入ってきた世代の高校の同級生3人の物語。
独身生活をエンジョイしていると家庭を持つ姉から母の介護を押し付けられそうになる。
子供のいない共働き夫婦に忍び寄る老母の認知症。いつも触れていない夫は実母の衰えがにわかには受け入れられない。
離婚して子供と暮らす娘は進行がんで余命半年と言われた父親にどう接していいか戸惑うが、最も冷静なのは息子であった。など、家庭で介護の最前線に立つ女性の視点から描く。