パニュルジュ・フォールスタッフ・ねずみ男

ラブレーのガルガンチュア物語・パンタグリュ物語の成立はユグノー戦争の前ごろの1540年ごろ、その後ユグノー戦争が激化していくころにモンテーニュのエセーがでて、これが翻訳されてイギリスに届いた後1600年代始めにシェークスピアが戯曲を書いている。太っちょで口が悪くだらしない従者フォールスタッフはパニュルジュの面影を引いているような気がする。映画とか演劇の好きな水木さんのゲゲゲに出てくるねずみ男は太ってこそいないが意地汚いところとか情けないところはパニュルジュの遠い子孫のような気がする。ある意味主役よりキャラがたっているので。