アナと酒の女王

王国アソンデールの王女エリンには生まれつき液体を酒に変える魔法の力があった。幼い妹アナと遊んでいるときに誤って妹に強い酒を飲ませてしまったエリンはコントロールの効かない自分の力を恐れ閉じこもる生活を送る。やがて両親が事故死し、成人したエリンは戴冠の日を迎える。またとない日に開放的な気分になったアナは姉に無理やり酒を勧める。嫌がる姉に「まあいいじゃないのいっぱいくらい」と飲ませた途端、エリンは巨大なトラに変身して駆け出していく。暴走した魔力は国中の水をすべて酒に変え、牛の出すミルクすら泡立つビールとなるしまつ。このままでは国が危ないと姉を探しに出かけるアナ。一方そびえたつ山に身を隠したエリンは「もう何も怖くない。ありのままの自分になるの〜」とばかりに魔法で酒瓶に囲まれた王宮を作り出し巨大なウワバミに変身してとぐろをまく。この話にどうやって落ちをつけたらいいのかなあ??