イソクエン酸デヒドロゲナーゼ

イソクエン酸ヒドロゲナーゼというとTCA回路の酵素だがこれの変異の有無が脳のグリオーマの予後と関係する(専門外だからまったく知らなかったのだが)。ゲノムによる予後判定は実際の臨床に浸透してきている。その一方で一般の人のゲノムや細胞生物学についての認識が十分進んでいるかというと??例えば肺がんでEGFRの変異のあるなしでイレッサを使うかどうか決定する説明をする場合に説明された側がちゃんと理解されているかどうか?マスコミは科学の成果を正確に伝える努力をしてほしい。ワイドショーネタとして扱うのではなくて。