2013-12-19 雨 フィクション 「私がいなくなったらどうする?」 「うーんとりあえず日々を過ごすかな」 「さがしたり、さびしがったりしないの?」 「さあ?もし君がそう望んだのなら探しても無駄だろう?」 「そうかなあ?世の中すべて流れ落ちるものばかりじゃないと思うよ。」 「流れを逆転させるとでも?」 「まあ、蒸発して雲になってまた雨になってあなたの上に降り注ぐよ」