2013-06-07 音 フィクション 「それって音は消せないんですか?」 「えっ?」 「いえね、すみませんが、近くで鳴らされると気になって。」 「ああ、ごめんなさい。気が付きませんでした。」 「小さい音かもしれないですけど、何の音なんだろうって気になっちゃうんですよ。仕事の間中機械のアラームに気を張り続けている仕事なので、ついビクッとしちゃうんですよ。」 「ああ、そうなんですね。人工呼吸器のリズムが変わったりすると何事か?って思いますよね。」