国家の行動にかかわった個人はどこまで裁けるのか?

東京裁判 フランス人判事の無罪論 (文春新書)

東京裁判 フランス人判事の無罪論 (文春新書)

息子からガチの中世人とまで言われるカトリックの信仰を持ちながら植民地における法解釈の困難さを見てきたアンリ・ベルナールは東京裁判自然法による裁きを求める少数派になった。その彼が被告を無罪と判定するに至る経過とは?
1998年に日仏会館でベルナールの研究者であるジャン・エスマンの講演会があった。その内容は残念ながら日仏会館のページからは不明