乙将の生きる道

己の趣味の完成のためにはその時々の都合のいいほうについて「欲しいもの」を手に入れるのが乙将の生き方、という境地に至った織部さんだが、茶会で「ひょうげもの」と評されて今は亡き主君信長の笑いを思い出してしまう。一方理詰め一点張りで諸大名の気持ちを酌むことができない石田は豊臣派の味方を増やすための秘策を織部さんに頼る。そして時代はじりじりと徳川対豊臣の対決へ。

へうげもの(13) (モーニング KC)

へうげもの(13) (モーニング KC)