人は一人で死ぬ

人はひとりで死ぬ 「無縁社会」を生きるために (NHK出版新書)

人はひとりで死ぬ 「無縁社会」を生きるために (NHK出版新書)

オーム真理教にかかわる本を書いたために大学をやんわり首にされ病気で孤独死しかけた著者の本。インドの仏教では学生期、家住期、林棲期、遊行期に分けていて、最後は放浪して野垂れ死にが理想なのだとか。無縁は一面では怖いが濃厚な村社会のしがらみを逃れるという意味でかつては「自由」の同義で輝いていたのだとか。