adult hypogonadism

Frederick C.W., Adelouhaid T. et al. Identification of late-onset hypogonadism in middle-aged and elderly men. New Eng J Med 2010; 10.1056/NEJMoa0911101
小児の精巣機能低下症は下垂体や視床下部の機能低下で二次性徴があらわれなかったりする疾患だ。大人での精巣機能低下が客観的に定義できるか検討された。3369人の40-79歳の男性に質問紙を用いて健康調査を行った。血中テストステロン(男性ホルモン)の量が測定され直接生物作用のある遊離テストステロンは計算式で求められた。早朝の勃起、性欲低下、勃起障害、激しい運動ができないこと、うつ、疲れやすさはテストステロンレベルに有意に相関していた。テストステロンレベルが3.2ng/ml未満、遊離テストステロンレベルが64pg/ml未満で上記の3つの性的な症状を伴う場合は精巣機能低下症と診断できる