「やまびこ13号」の世界

松本零士の「やまびこ13号」は全国民が腕時計のような記録器を強制的に装着され、あらゆる行動を記録されているという世界だ。立ち小便からインサイド取引まであらゆる微罪、違反がデータベースに記録される。このデータベースから自由になるために「男おいどん」のような主人公がメーテルのような美人に騙されて潜入、破壊に成功するという話。

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そのご主人公は「今後すべての社会保障、保護をうけられません」と宣言されるが、もともとそんなもの期待してないのでかわりゃしない、というのんきさ、しかし例の女性に騙されていたことがわかると手の中のグレネードをじっと見つめる。
基本的に面白いテーマだがたった1巻で終わっている。山上たつひこの「光る風」のよう。

光る風

これって「完全版」だったんだ。知らなかった。
漫画はいい加減であるほうがいい。国立メディアなんとか、とかできないほうがいい。