土門拳

絵の練習のために土門拳の「風貌」を種本にしていたら昭和14年の仁科芳雄の写真があった。加速器(?)の前にチョコンと座っている。こんな過去に「未来の入り口」みたいな情景があったことに気づく。他の戦前の文化人の写真など背景の家屋、調度はなんとなく貧しそうなのに妙に余裕のある印象。大陸で泥沼の戦争をしていた国がこれか?と不思議な気持ちだ。