薄い空気の中へ

ジョン・クラカワーの本でエベレストの遭難事故の話を書いたのが「空へ」原題の直訳は「薄い空気の中へ」
この本の中で疲労と寒さで死にそうになっている女性がステロイドの注射で復活して歩き出す話が出てくる。まさに極限の状態でのサバイバルですな。2009年夏にトムラウシで遭難した人たちも同じような状況に追い込まれたのだろう。クラカワーはほかに「荒野へ」というアラスカの原生林で死亡した青年の本も書いている。極限的な命がけの旅に引かれる人のようである。